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「孤独」が男を強くする を読んで。
結論:狭い世界にいてはいけないという話


JUGEMテーマ:読書
author:, category:本歴。, 13:22
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学ばない探偵たちの学園
広島出身の作家さんと聞いて以前から気になっていたので読んでみた。
有名な「謎解きはディナーのあとで」を読めばいいのだろうけどあえてこっちを読んでみました。ひねくれものです。

さて、舞台は鯉ヶ窪学園
探偵部の3人組のまえにおきた殺人事件
さっそく3人は事件に思考を向かわせ、事件を解こうとするわけだが
なかなか結論に辿りつかない
しかも結果的に謎を解くのがこの3人ではないのがなんとも驚きである
視点は常に3人のうちの新入りのトオルの一視点で進み続けていて
かつ探偵部という肩書を有しておりながらトオルは全くと言っていいほど推理には役立っていない
役立っていたのは探偵に情報を運ぶ役である
なぜ探偵部、事件の発見者という好条件でありながら探偵視点ではないのか
不思議ではあるが物語の締めになってやっとトオル視点である理由がはっきりする
たしかにトオル視点で語られている理由として筋が通っている
けれどまさかこんな風に期待を外されるとは面白い作品である
意表を突かれたのはたしかである
ミステリーには詳しくないからこそかもしれないが、こういう外され方は嫌いじゃない
author:, category:本歴。, 03:46
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儚い羊たちの祝宴
評価:
米澤 穂信
新潮社
コメント:古典部シリーズとはまた違った雰囲気で面白かった

「バベルの会」という読書会を中心にゆるくつながる5つの事件
それぞれが残酷な結末なしには語れない物語。
上流階級の世界におこる少し異常な出来事。
「身内に不幸がありまして」ではひどく歪んだ判断のもとに死人がでていた。
「玉野五十鈴の誉れ」では異常な状況がまかり通ってしまていたがためにおきた死の物語。
ほかにも数話の物語でそれぞれ歪んだ世界で残酷な死がおきている
私が気に入ったのは上にあげた二つである
「玉野五十鈴の誉れ」のラストにつぶやかれる「始めちょろちょろ、中ぱっぱ、赤子泣いても蓋取るな」の言葉
これが非常にこの物語をきれいにまとめていてよかった
author:, category:本歴。, 03:35
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瞬間説得―その気にさせる究極の方法
よくあるハウツー本のようなものかと思って開くと、心理学、生物学に基づく説得の現象を考察した論文(?)らしい
非常に難しかった
脳の部位の名前が頻繁に登場し、その部位がつかさどる反応から説得に対する反応などを考察したりとサクッと読める本ではまったくなかった
けれど、難しいところを読み飛ばしつつ、結果的に起こる反応やポイントだけ読み進めていけば
「なるほど」とおもうような説得のポイントを押さえることはできる
実際に日常で自分が説得に会った瞬間を当てはめれば納得できるポイントばかりであった
ポイントを押さえればこれを実践できる側になることもできるかもしれない
しかし脳の不思議について書かれている本だとは思わなかったので読み切るのに骨が折れた
しかも一度読んだだけではつかみ切れなかったところが山ほどである
なので理解は全くしていない。軽くさらった程度である
けれど楽しむ分には十分であった。
author:, category:本歴。, 03:24
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大脱走(スピンアウト)
実際に起きた「集団脱藩」の実名実録した小説。
私の知らない80年代に起きた出来事だが、実際にこんな風なことが起きたのかと思ってしまう。
今でこそ情報産業は当たり前だが、昔はまだ今ほど理解がなかったようである。
また、今以上にしがらみの多い時代のように感じた。
私がまだ社会に出て働いていないからかもしれないが、縁故や町単位での企業への依存が強いということがすこし驚きである。
実際に会社に極秘裏に多くの人間を集めることができたことも驚きである。
途中で多少ばれてしまっているが、それでもかなり秘密裏に事が運んだように思う。
これはすごいと言えるし、恐ろしいことでもあるように感じた。
author:, category:本歴。, 19:17
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夜と霧 新版
評価:
ヴィクトール・E・フランクル
みすず書房
コメント:苦しみはたった一度の何かを成し遂げる可能性 この言葉が私にはすごく意味深かった

ことばが選ばれていて、読みやすい文章だった。
この本では著者がユダヤ人収容を受けた際のことを記している。
ただし、ただの体験記という形ではなく、心理学者としての分析を中心に書かれている。
「苦しみや死には意味があるのか」という問いに、「苦しみはたった一度の何かを成し遂げる可能性」という一つの方向性を見出している。
外的な困難を内面にとっての試練としない者には、成長は望めないということである。
私は、自らの困難の際にこの言葉を思い出したいと思う。

かなり私の主観で受け取っているので、読む人によっては全然そんな結論が言いたいんじゃないだろうと言われるかもしれません。
私の読解力の限界がここだったのです。
なので、次に読み返した際にはまた違う結論付けをしてしまうかもしれません。
それもいいと思います。
今はこういう風に受け止めています。
author:, category:本歴。, 18:53
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マリアビートル
評価:
伊坂 幸太郎
角川書店(角川グループパブリッシング)

グラスホッパーから数年後の話
あのときの生き残りや、関係者が続々出てきた
ある意味、あのときの消化不良を終わらした様な感じだ
今回は前回の鈴木さんも登場
前回と違い落ち着いた印象
見事に第三者的な役割をしてくれている
今回、蜜柑と檸檬のコンビがすごく好きだった
檸檬のトーマスネタや蜜柑の突っ込みがすきだった
なのに二人とも…
ネタばれしちゃうとこだった
七尾さんの不幸っプリがおもしろかった
なんか頼りなげなのに強いってのがいいな
真莉亜さんとの軽快な会話も面白かった
この二人はまた別の所ででてほしいな
木村さんというかジジババがすごかったな
あの二人が気になる

井坂作品掘り返したくなってきた
漫画とかの方も読みたいな・・・
読んでないのもおおいし、読んだのも含めて読みなおしたい


author:, category:本歴。, 23:47
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オーダーメイド殺人クラブ
評価:
辻村 深月
集英社
コメント:少年A少女A候補の2人が紡ぐ悲劇の記憶

物語の最初のあたりは読んでてぞくっとした
中学生のころ、仲間外れや周りをバカにするような態度
そういうのが当たり前にあって、でもそれをされたらすごくつらい
思春期特有の不安定さが描かれている
それで、そういった不安定さからくる息苦しさが死に魅力を与える
死に魅力を感じた2人の悲劇の記憶「事件」が始まる
少年A候補、徳川
少女A候補、アン
河原で出会った二人
河原で終った二人

そんな感じのお話(ここからはネタバレもあるよ)
徳川のぶっきらぼうな感じが、まさに中学生男子って感じ
優しくしたり、突き放したり、好きな子との距離をうまくとれない中学生男子
アンも一人に徹して行動したりはできない中学生女子って感じ
服装にしても趣味にしても、周りに合わせて自分を出せない感じが凄く悩ましい
それでも最後にノートを受け取って徳川に声をかけた時のあのすがすがしさは
余生といってしまえた中学生時代からのはっきりとした成長を感じる
徳川も河原で渡されたあのノートに絵を描き続けていたのがすごくけなげ
やっと思いを伝えられたと思うと切ない
理解しあえるふたりがやっとお互いの手を差しのべたようでほっとしてしまった

author:, category:本歴。, 17:17
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ツナグ
評価:
辻村 深月
新潮社

「使者」と書いて「ツナグ」
その役目は生きているものと死者を会わせる
依頼を受け、その旨を死者に伝える
死者は会うかどうかを決めることができる
なぜなら死者は一度しか生きているものと会うことができない
しかも死者からツナグに接触はできない
このルールの下、ツナグは死者と生きているものをつなぐ

ざっくりこんな感じだよ
ツナグのもとにくるのはみんな死者に答えを求めている人たちで
それぞれ懐かしさや罪悪感、最後の別れなど、理由は違えど
何かしらの答えを期待してツナグのもとにくる
そしてそれぞれが自分の道を見つけていく
それはツナグである歩美も同じだった
ツナグという役目を通して自分の道を見つけている

author:, category:本歴。, 16:40
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ペンギン・ハイウェイ
評価:
森見 登美彦
角川書店(角川グループパブリッシング)

アオヤマくんのノートを付ける習慣はすごくいい

小学生目線のはずなのにすごくロジスティックというか
大人みたいな語り口がちぐはぐでおもしろい

お姉さんのキャラクターもすごくおもしろかった

いつかアオヤマ君とお姉さんの約束がかなってほしい

独特な世界観は森見登美彦さんらしい感じで好き

author:, category:本歴。, 16:43
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